今後の園運営の予定1(安否確認・復興状況)
2015年9月23日
園長 加藤久幸
二葉こども園の復興の歩みは、別紙にも書いていますように、9月12日(土)の関係者の話し合い、13日(日)の教師会の話し合いから始まりました。それらの話し合いでは、基本的な方針を決定し、次のような復興の取り組みの作業を進めてきました。
1.安否確認(12日~)
○担任から園児・保護者、園から教職員の安否確認を行う。
○二葉こども園は14日(月)~18日(金)を休園とすることを、伝える。
○被災家族は、自らの復興を第1としていただくように、伝える。
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復興のための方針・作業(第1段階)
○部分的にでも、なるだけ早い保育の再開を目指して、次のように取り組む。
○育ちサポートセンターと教会礼拝堂で保育が再開できるように準備を進める。
※水に浸かったものは、原則廃棄する。
※園児の個人用の保育用品は、原則返却する。
※建物の復興については水洗い・消毒の後、専門業者の消毒を依頼する。
*駐車場の消毒については一部実施したが、現在は途上にある。
消毒については、茨城県保険福祉部、茨城常総保険所の指示に従う。
なお、床下などの消毒は開放構造であるので、床上などは先行して行い、
床下等は乾いた段階で改めて行う。このことは県との協議を経て確認済。
○専門業者の消毒は18日(金)に完了、礼拝堂の床の新しい部材張り22日済。
○23日(水)教会の支援物資整理・椅子の搬入、23日(水)午後に保護者会を開催。
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復興のためのボランティア活動(活動は多岐にわたるため内容は割愛をします。)
9月13日(日)~ 教職員の片付けなどの作業を開始
14日(月)~ 全国からのボランティア受け入れ開始。
15日(火)~ 保護者のボランティア受け入れ開始
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復興のための方針・作業(第2段階)
現在の仮設園舎の復興
○9月14日(月)被害状況確認・復興計画の提示を依頼
○9月18日(金)夜 3段階の復興(修理)計画が届く。工期・日程はなし。
*17日(木)にメールが暫定的に開通、上記メール確認は18日(金)
※相当の時間がかかると提案され、現在地(現仮設)での保育困難と検討した。
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具体的な復興計画の検討(第3段階)-この項目は要点のみ記載した-
○9月17日(木)?に、代替の園舎(地)の紹介が、行政から入る。
○18日(金)、集まれる教師のみで、紹介の園舎(地)を見学する。
○20日(日)、代替園舎(地)での保育の方向を共有し、今後の保育等を検討。
※代替の園舎(地)は、紹介であって、正式決定ではないことを、確認。
※被災地以外の行政・業者は、休業に入っていることを、確認。
○22日(火)、集まれる教職員で紹介の代替園舎(地)を見学。具体的な検討。
※関係行政に、保護者会の開催を案内、紹介の園舎(地)の名称を出すこと、行政からの紹介であったことを、説明すると報告。23日の保護者会に立ち会ってくだされば有難いと、要請した。
※保護者会、その後の理事の話し合いの経て、9月24日(木)朝、法人として、関係行政に、紹介の施設を借用を、正式
にお願いしたいと、報告した。現在、ひたすら、その返事を待っている情況にある。